MEIJO
久野 稜汰

2023.08.09

「すべてを制す1台」TARMAC SL8 登場

皆様こんにちは8月からスペシャライズド名城にて勤務しております。

久野稜汰(クノリョウタ)と申します。

今まではカミハギサイクル緑店で勤務をしておりました。

緑店でもスペシャライズドは扱っておりましたが、異動したスペシャライズド名城はコンセプトストアということもありバイクからパーツまでスペシャライズドの魅力あるプロダクトが豊富に取り揃えてあり、さらにスペシャライズド愛好家になれそうです!

バイクやパーツの細かい部分は勉強中ですが、皆様に楽しいサイクルライフを送っていただけるようにご案内いたします!

さて自己紹介はこの辺にさせていただき本題に入らせていただきます。

スペシャライズドの中でも特に人気が高いレーシングバイクの「TARMAC」の最新モデルが発表されました。

「すべてを制す1台」 TARMAC SL8

空力性能、軽さ、ライドクオリティーをすべて両立させた最高のレーシングバイク。

その速さを凌ぐバイクは他に存在しません。

20年以上の開発を重ね第8世代となったSL8は、Tarmac史上最速なだけでなく、世界最速のレースバイクです。

TARMAC SL8は主にどこが変わったのか?

①空力性能

TARMAC SL8はVENGEを彷彿とさせるようなヘッド形状を採用し空力性能を極限まで高めています。

UCI新ルールに従いシートチューブを更に薄く設計。

空力に優れたシートポストを搭載しペダリングで乱された気流をスムーズに受け流します。

ステム一体型ハンドルRAPIDE COCKPITを取り付けることでTARMACは更なる速さを手に入れます。(S-WORKS完成車には標準装備)

②軽さ

スペシャライズドの軽量バイ「AETHOS」のノウハウをTARMAC SL8でも採用してUCI規定ギリギリの重量を実現しました。

上の図で右がTARMAC SL7 左がTARMAC SL8です。

SL7のシートチューブを取り除いた重量がSL8という事になります。

こう見るだけでもかなりの軽量化を実現しています。

S-WORKSモデルのフレームセット56サイズ スネークアイカラーで685g

S-WORKS TARMAC SL8 Di2モデルで6.6kg

③ライドクオリティー

重量剛性比をSL7に比べ33%上げたことでパワーを余すことなく出力に変えてくれます。

また快適性を6%向上させたことで地面からの突き上げをより和らげてくれています。

SL8はレーシングバイクの高剛性とエンデュランスロードのような快適性を実現しています。

説明を見るだけでも最高の1台ということがお判りいただけたのではないでしょうか?

では実際乗ってみてどうだったのか?

8月の初旬にスタッフ向けの試乗会が開催されたので、ここからはライドしたスタッフのインプレッションをどうぞ。

《スペシャライズド名城 久野稜汰》

私自身TARMAC SL7に乗っており高剛性による平坦での加速感、軽さによる登りでの粘り強さにはかなり満足していました。

SL8はその満足感を超えてきました。

高剛性で軽量なのはもちろんSL7を受け継いでおりプラスで乗り心地まで優しくなっていました。

正直なところSL7でのロングライドは、剛性感や地面からの突き上げてくる振動があるため疲れやすくあまり好きではありませんでした。

しかしSL8では剛性感と乗り心地が両立されておりどこまでも走っていける1台だと感じました。

レースに出る方はもちろんロングライドをされる方にもオススメできるバイクです!

《スペシャライズド岡崎 秋元翼》

私が乗り出してまず感じたのは、その乗り心地の良さでした。

見ていただければわかるのですが、BB周りからシートチューブ、シートステーはAETHOSを彷彿とさせる形状です。

昨今の如何にも『エアロ』という形状ではなく、空力に関係のない箇所は「乗り心地」の良さと「軽量性」を優先した結果でしょう。

縦方向のコンプライアンスは6%向上との事ですが、実際に乗った感想はそれ以上のものに感じます。

普段はAETHOSにチューブレスで乗っているので、比べると相当ハードな乗り味を想像していましたがいい意味で裏切られました。

TARMACというピュアレーシングバイクでチューブド仕様とは思えない乗り心地の良さは本当に驚きです。

《カミハギサイクル緑店 森健一郎》

私は特に登りが苦手なのですが、SL8はそんな人にも優しいバイクに感じました。

平地、下りと走っているとレースバイクらしいシャープな走りをするのですが、登りになるとAethos並みの細いシートステーと軽量化されたシートポストがペダリングに合わせるようにしなるのでしょうか?

シッティングで漕いでいても他のレースバイクに感じる特有の嫌な硬さを感じません。

疲れ果てた時もペースを保って軽いペダリングで確実に体を運んでくれます。

軽量化されたのも登りが不得意な人にとっては強烈な安心感があります。

これ以上ない軽さで登りをサポートしてくれるためメンタル面でも大きなアドバンテージになってくれました。

《カミハギサイクル小牧本店 上萩裕太》

TARMAC SL8は既に完成形と言われていたSL7と比較しても軽さ、乗り心地、空力、ハンドリング全てに於いてブラッシュアップされた完璧な一台と感じました。

ROUBAIXでマイペースでのロングライドを楽しむ私としては、SL7は硬く、漕がされるバイクとの印象がどうしても強かったのですが、SL8はバランスの取れたライドフィーリングの良さから乗り手を「どこまでも走れる!もっと走りたい!」という気持ちにさせてくれます。

空力性能、剛性は増して、軽く、乗り心地が良くなる。

相反する性能をスペシャライズドらしいスッキリとしたルックスも含め、最高レベルでクリアに表現されたロードバイクでした。

TARMAC SL8は8/18(金)より店頭展示、販売開始となります。

発売まで今しばらくお待ちくださいませ。

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